ぶっちゃけた話をします。皆さんの立てられた志、それは本音ですか?「本音は違う」「実を言えば、毎日ゲームしたり、遊んだり、面白おかしく過ごしたい」と思う人もいたりして。先生や親の前では、そんなこと言えませんからね。でも、違うからいいのです。志と本音は違っていいのです。
二刀流で有名なファイターズの大谷翔平選手は、高校時代の監督から「自分のやりたいことよりも、自分にとって大切なことをやろう」と指導されたそうです。
なるほど、「やりたいこと」が自分を堕落させ、成長を阻害することは幾らでもあります。「大切なこと」を積み重ねてきたからこそ、大谷選手の活躍もあるのでしょう。「やりたいこと」と「大切なこと」は違うのです。
志とは、自分を磨き、成長させる為のものです。まさしく「自分にとって大切なこと」だと言えるでしょう。先生や親の目を気にしながらでも、それを確認する作業は、人生において意味ある経験だと思います。
本音よりも、大事なことがある。だからこそ、立志式は人生の重要な節目だと、私は考えています。■
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