2011.7.9


  「カープ坊主」ステッカーセットをゲットしました! 



  


 やっと手に入れました。『Sports Graphic Number』のwebsiteコーナー「野次馬ライトスタンド」2011/4/25で紹介されてから、何とか手に入れようと手を尽くしていたのですが、東広島の友人が手配してくれたおかげで、ようやく手元に届きました。


       

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 これは、親鸞聖人750回大遠忌法要を記念して、広島市東部48ケ寺で構成される「広陵東組」で作られたもの。いや、よくぞ作って下さった。住職であり、カープファンである私にとって、本当に有り難いものであります。
 以下は、広陵東組ホームページに掲載されている「カープ坊主誕生の経緯」です。


 今回の親鸞聖人750回忌の記念事業で、代々広島に住む我々が何をテーマにするべきかと考えた時に、出て来たものが『カープ、原爆、お念仏』でした。他地域の方々にはちょっと奇異に映るかもしれませんが、私たちの住む地域は、浄土真宗の勢力が圧倒的に強く、被爆者の9割も本願寺門徒とも言われています。そして原爆で壊滅的な打撃を受けた安芸門徒が、荒廃の中から私たちの町に生まれたプロ野球チームと親鸞聖人の念仏の教えを心の支えにして、奇跡的な復興を成し遂げたというのが私たちの歴史認識にはあります。そのようなことから、この町で750回忌を迎えるに際し、「原爆とカープ」を避けてはならないだろうということになり、今回の運びとなったわけです。まぁ、結局、坊主も門徒もカープファンばかりなので、「ここはひとつ“カープ坊主”を作ろうか!」ということになったのです。


    
広島カープの伝統的なキャラクター「カープ坊や」ではなく、
「カープ坊主」です。
     


 今村昌平監督作品『黒い雨』で、北村和夫演じる閑間重松が「白骨の御文章」を拝読するシーンが象徴するように、広島とは昔から浄土真宗の盛んな土地でありました。仏教が生活から無くなりつつある時代の中で、そのことを改めて世に知らしめる意味を持つこの企画は、非常に素晴らしいものだと思います。■



     

スライリーくんも、合掌しています。