2012.1.14


極楽寺御正忌報恩講 お花入れが、
山口新聞に紹介されました!







 いよいよ本日から、極楽寺では親鸞聖人の御命日法要『御正忌報恩講』が勤まります。今年は特に、親鸞聖人の750回目の御命日という大きな節目ですから、心引き締まる思いもいたします。

 毎年御正忌報恩講の前には、9日にお餅つき、10〜12日の三日間をかけてお花入れ、12日にはお盛り物作りと、御門徒の方々によって準備がすすめられています。今回はそのことが、山口新聞に紹介されました。









 


 昔はどこのお寺でも、ご門徒の方々の手で、何日もかけてお花が立てられたり、お盛り物がされたりしていました。しかし最近は忙しい世の中のせいか、どんどん簡略化されているようです。極楽寺では、出来る限り今の形を続けていきたいと考えております。立華やお盛り物の詳細につきましては、また別の機会にご紹介します。

京都の本願寺でも、御正忌報恩講の真っ最中。今年は親鸞聖人の750回目の御命日ですから、いつもに増してたくさんの参拝者があられることでしょう。
 750年の長い歴史をかけて私たちの先輩方が、「伝えていかなくてはならない大切なことがある。受け止めていかなくてはならない願いがある。」と、この御正忌報恩講という行事を大切にされてこられたのです。深く深く味わいたいものです。■