2014.8.28


  
極楽寺に、台湾からのお客さんが
ホームステイを受け入れました



 今年は、例年に増して忙しい夏になりました。
 お盆に加え、大河ドラマ『花燃ゆ』関連の忙しさもあり、私の悲願である中学校のグラウンド整備もありました。

※ 私がPTA会長をさせていただいている中学校のグラウンドは、かつては水はけの良さで、視察に来られるほどだったのですが、今ではすっかり草が生い茂っている状態です。時々草は刈るのですが、切りがありません。フェンス際には土が盛り上がり、その周りを花壇が囲い、表面排水の逃げ道もありません。生徒が草むしりをして、どうにかなる状況でもなく、頭を抱える毎日でした。そんな時に、地域の方たちが立ち上がって下さり、保護者と共にグラウンドの改修に取り組んだのです。当日は、100人を超える人たちが集まり、作業をして下さいました。本当に、ありがとうございます。
 残念ながら、今年は異常な雨続きで、グラウンドに真土を入れたり、固めたりという作業は未だできてはいませんが、フェンス沿いの土や埋まった溝の土はすっかり取り払われました。早く、きれいなグラウンドが見たい!




 

2014(平成26)年8月30日 毎日新聞より

 

 そんな夏のイベントの一つに、ホームステイの受け入れがありました。これは、ライオンズクラブの取り組みの一環で、会員である住職の同級生から頼まれたものです。
  実は、坊守が高校時代、アメリカでホームステイを経験させていただいているので、その恩返しの意味も込めて受けさせていただきました。
一体どんな子が来るのかと、楽しみ半分、不安半分だったのですが、やってきたのは19歳の医大生。さわやかな好青年の通称チャーリーくんでした。



 


 さて、ここで問題です。
 台湾からやってきたチャーリーくんと、英語が大の苦手な住職は、一体どうやってコミュニケーションをとったのでしょうか。それは…、

 いろいろと試してみました。拙ない英語、ボディランゲージ、iphoneの翻訳アプリ。どれも伝わったようで、伝わらなかったようで。中でも、iphoneの翻訳アプリの打率の低いこと。
 それらすべてを駆使しながらではありますが、結局は情熱ですね。何とかしようと思えば、何とかなることが、よくわかりました。
上海の大学に留学していることもあり、日台の関係だけではなく、日中の政治的な関係や感情までも、何とか議論することができましたから。いや、議論になっていなかったかもしれませんが…。

 九日間という、長かったような短かったような時間でしたが、忙しくも楽しく過ごすことができました。チャーリー、ありがとう。また、遊びに来てね!■


 
   

2014(平成26)年8月15日 長門時事より