2018.3.14


 
 御正忌報恩講 大逮夜の写真が、
本願寺の冊子『大乗』に掲載されました。



 極楽寺御正忌報恩講大逮夜(1月15日)の写真が、本願寺の冊子『大乗』に掲載されました。真宗門徒は、長く親鸞聖人のご命日を大切にし、報恩講をんできました。金子みすゞさんも『報恩講』という詩を書いておられます。

    「お」の晩は雪のころ/くらい夜みちをお寺へつけば
     とても大きな
蝋燭と とても大きなお火鉢で 
     明るい、明るい、あたたかい/「お番」の晩は夜なかでも 
     からころ
足駄の音がする/

 ここに出てくる「お番」というのが、この大逮夜法要。真宗門徒が
ってきた大切な伝統行事です。
 京都の本願寺では「通夜布教」として、夜を通して法話が行われます。極楽寺では、平成6年まで、徹夜でお番を勤めていました(戦時中は住職不在の中、ご門徒のおばあちゃんが、一人でお番を勤められたそうです)。

 長い歴史を通して伝えられてきた大切な営みも、ほとんどのお寺で失われ、極楽寺でもお参りが少なくなってしまいました。これからも続けていけるよう、どうぞお参りください。よろしくお願いします。