2019(令和元)年11月


 

❏今年のカープは、残念ながら四位に終わりました。悔しいシーズンでしたが、長い低迷期を知る住職にとっては、これが当たり前。「よくぞ、これまで三連覇もしてきたなぁ」という思いです。選手の皆さん、お疲れ様でした。来年も、楽しませてください。❏カープのシーズンは終わりましたが、ラグビーは燃えています。ワールドカップでの日本代表の活躍には、本当に興奮させられっぱなしです。❏「One for all All for one」(一人はみんなのために みんなは一人のために)がラグビーの精神だと言われます。泥だらけになりながらも、身を挺してみんなのためにプレーするひたむきな姿。ボールをつなごうとフォローし合う姿には、本当に心を打たれます。❏近頃は、泥だらけになりながら、地域やみんなのために尽くす人を、小馬鹿にし、偽善者扱いする時代です。「あの人は、好きでやっているんだから、やらせていたらいいのよ」という言葉を聞いた時には、本当にガッカリしました。そんな時代だからこそ、ラグビー選手が輝いて見えるのかもしれません。❏日本代表初の決勝トーナメント進出は、まさに快挙であり、選手たちはHERO(英雄)です。しかし、これをきっかけに、みんなのために泥だらけになりながら尽くしているUNSUNG HERO (謳われない英雄・縁の下の力持ち)が敬われる時代になればいいなぁと思う、今日この頃です。■





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