2020(令和2)年12月 |
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❏『極楽寺だより』前号で、法座の日程を間違えて掲載するという大失態を犯してしまいました。市内、近隣の方には、すぐに訂正のご案内をさせていただき事なきを得ましたが、皆様本当に申し訳ありませんでした。しかし、間違いをご指摘いただいて本当に良かったと思います。気づかないままだったとしたら…。そう考えると、冷や汗が止まりません。❏私たちは、間違いを指摘されることを恥ずかしいことだと思いがちです。しかし、過ちに気づき「ごめんなさい」と頭を下げる。それは、大切なことに気づいたと言うことなのです。間違ったままにするよりも、素直に受け入れて対応する方が、自分にとっても良いはず。今回の失敗を通して、改めてそう感じたことでした。❏ところが近頃は、なかなか「ごめんなさい」が言えない世の中になっています。言ってしまえば、叩かれる。悪者にされる。そんな恐怖感が蔓延してはいないでしょうか。インターネットやSNSの普及が、それを加速させているようにも思えます。❏「ごめんなさい」とは、大切なことに気づいたという目覚めの言葉。それを私は、お念仏の教えを通して知らされました。とは言いながらも、気がつけば頑固に頭を下げようとしない私がいます…。そんな時には、どうぞ遠慮なくご指摘をお願い致します。■
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