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❏ 相変わらず、パッとしないカープに、正直ウンザリしています。同時に、自分の醜い本性が露わになることにも、ウンザリです。選手への罵詈雑言、相手チームの失敗や不幸に拍手喝采…。我ながら呆れるばかり。さて、こんな私とどう向き合うべきか。宗教学者で真宗僧侶の釈徹宗先生の言葉に、そのアイディアがありました。❑釈先生は、このように語られます。【仏教では、この一瞬何を考えるか、どう行動するか、どのような言葉を使うかによって、次の瞬間が決まると考えます。これを「縁起」と説いているわけですが、瞬間をどう生きるかによって、次の瞬間が変わるというのはすごく希望が持てる教えです。映画を見ていても、「あまり面白くない」と思いはじめると、そのあとの時間が苦痛になりますよね。まずは、この瞬間を積極的に引き受ける。すると次の瞬間が輝く。イラストレーターのみうらじゅんさんは「そこがいいんじゃない」という作戦をとるらしいですよ。「誰が買うねんこんなん」と言ってしまうような変なお土産物を見つけると、みうらさんは「その変さがいいんじゃない!」と言う。だから、「誰が買うんだ」「俺が買うんだ」と引き受ける。映画を見ていて、「だめだなこれ」と思うときも、「そこがいいんじゃないか」と思うようにすると、その映画も面白くなります。(『ちえうみPLUS』)】❑なるほど。カープのダメさに対しても「そこがいいんじゃない!」と愛おしみ、「オレが応援せねば」と引き受ける。確かに、これは効果的でした!悔しくて煮えたぎるような気持ちが、少し落ち着く。気持ちや視点が変わっていく。次の瞬間が輝くかと言われると、そこまではありませんが、それでもかなり違います。この作戦は、人生の様々な場面に活かせそう。皆さんもいかがでしょうか。(住職)
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