2018(平成30)年12月


 

❏ 我が広島カープは、残念ながら今年も日本一を逃しました。しかし、低迷期を共にした私には、「お疲れ様でした」という労いの思いしかありません。❏ さて先日、伝説のロックバンド〝クイーン〟のボーカル、フレディ・マーキュリーを描いた映画『ボヘミアン・ラプソディー』を観に行きました。迫力のライブシーンに、私も坊守も大興奮!前評判を裏切らない、凄い映画です。❏ 漫画家の山田玲司さんが、この映画を語る中で「フレディ・マーキュリーは、出っ歯やインド系だということがコンプレックスだった。イケメンでもない。そのコンプレックスを全身で受け止め、突き抜けたフレディが本当にカッコ良いんだ!ルックスの良い奴がカッコつけても、そんなにカッコ良いとは思わない。実は、本当にカッコ良いのは、ルックスの悪いヤツがカッコ良く見える瞬間なんだ!」と力説していました。ホントそ
の通りだと思います。❏ そんなカッコ良さを、念願だった竹原ピストルのライブで目の当たりにしました。暑苦しく武骨なルックスの彼が、まさに眩しく輝いていたのです。愚直に自分と向き合いながら紡ぎ出す言葉の重さ。何より、目線の低さと圧倒的な優しさ。それらが込められた迫力ある歌声にシビれました。❏ それに比べて私はというと、やり切った感も、突き抜けた感もない中途半端な一年でした。来年こそは!と、去年も思っていたような気がします…。■
 




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