2017(平成29)年4月


 

❏長男が四月から親元を離れ、京都の龍谷大学に入学し、浄土真宗の学びを始めることになりました。❏振り返ると、長男に対して口うるさく、過干渉な父親だったようで、申し訳ない限りです。彼もうっとうしいと思っていたことでしょう。父親失格と思いながらも、ついつい余計なことを言っては、落ち込むことの繰り返しでした。❏以前ある人が、「どんなに凄い教育評論家であっても、自分の子どもは別。上手く接することができないらしい。」と教えてくれました。「立派な人でもそうなのか」とホッとする気持ちと同時に、やはり親子関係は難しいのだと改めて思いました。親子の距離は、近すぎるからでしょうか。お互いに甘えもあるのかもしれません。大切に思うが故に言った一言が、かえって相手を傷つけることも。これが他人だと、距離もとれ、冷静に対応できるのでしょうが、我が子となると・・・上手くはいきません。❏そう考えると、子育ては親だけではできないのですね。様々な方々のお陰で、子どもの成長があるのだと、心から思っています。先生方、地域の皆さま、そしてご門徒の皆さま、彼をここまで成長させて下さり、本当に有難うございます。これからも、私共々お育て下さい。よろしくお願いします。■
 




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